価値観とは、「何が大事で何が大事でないかという判断、ものごとの優先順位づけ、ものごとの重み付けの体系」のことです。

それでは、就職活動を考えた時の、「優先順位」とは何でしょうか?
この問いもなかなか難しいですね。
そこで、この「優先順位」について優先順位を

a「学生生活で重要視してきたこと」(今まで生活してきた中で、優先してきたこと)

b「社会人として重要視すること」(社会人として生活する上で、優先すること)
に分けて考えてみます。

a「学生生活で重要視してきたこと」

まず、a「学生生活で重要視してきたこと」をわかりやすく対立軸で考えてみます。

「自分の決めた目的や目標を達成すること」vs「周りの期待に沿うこと」
「競争環境の中で勝つこと」vs「自分なりに納得できる努力をすること」
「人から一目置かれること」vs「人と仲良くすること」
「リーダーシップを発揮すること」vs「チームの一員として役割を担うこと」
「勉強」や「部活」 vs「自分の趣味や楽しみ」「リスクテイク」vs「リスクケアー」
「社会の出来事」vs「自分の世界」「抜きん出ること」vs「目立たないこと」
「いろんなことをやる」vs「1つのことに打ち込む」
「成長」vs「安定」「不変」vs「変化」等々が考えられます。
皆さんも自分が今まで「優先してきたこと」を考えてみてはいかかでしょうか?

b「社会人として重要視すること」

次に、b「社会人として重要視すること」もわかりやすくするために対立軸で考えてみます。

「仕事の充実」vs「プライベートな生活」「高い給与」vs「安定した生活が送れる給与」
「地元で働く」vs「どこでも働く」「日本で働く」vs「世界で働く」
「高いポジションを目指す」vs「ポジションは構わない」「実力主義」vs「年功序列」
「人に知られた会社」vs「知名度は気にしない」「1つの会社で長く働く」vs「ステップ
アップ転職」「やりたい仕事をしたい」vs「期待に応えられる仕事ならOK」
「いろんなことをやる」vs「1つのことに打ち込むこと」「成長」vs「安定」
「不変」vs「変化」等々が考えられます。

自分なりに「価値観」について「自己分析」することは、「どんな会社に就職し、どんな仕事に就きたいか?」つまり、「やりたい輪」を考える上で有益です。