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自己PRは、表現力で紹介した「PREP」の構造を使います。

「PREP」とは、Point,Reason,Example,Pointの頭文字を取ったものです。

・Point

主張や結論の「要点」や「結論」をまず最初に述べます。 全てを述べるのではなく、端的に要点や結論だけ伝えることが重要です。

Reason

最初に伝えた「理由」を伝えます。理由を伝える上では論理性が重要です。 特に「縦の論理」を意識し論理の飛躍がないようにすることが大切です。ちなみに「縦の論理」とは、AならばBといった因果関係を表す論理のことを言います。

Example

具体例やデータ(数字、事実)を挙げ、論理に説得力を持たせます。これまでやや抽象的であった内容に「具体性」を持たせ説得力を高める役割を担っています。

Point

最後に、最初に伝えた「要点」や「結論」を再び伝え、その内容を相手の頭に強く印象づけます。

自己PRの際には以下の4つのStepを踏むことが大切です。

Step1: Point

ポイントとなる長所は、社会人基礎力の3つの力(前に踏み出す力 考え抜く力 チームで働く力)、12の能力要素の中から、2つの能力要素(もしくはそれに近い概念の能力)を伝えます。違った分野の長所を2つ用意すると、希少に映るからです。

例えば、マラソンの得意な人や100メートルが速い人は多くいます。しかし、マラソン選手でかつ、100メートルも速い選手は少ないので、希少価値をアピールできます。

また、1つだけの長所では、面接官から「他にないのかなぁ」と思われることを予防するのも2つ用意する理由です。

Step2: Reason

Reasonの中で、自分の目指した目標や解決したかった課題を明示します。目標達成や課題解決の意思が行動の起点となるからです。

Step3: Example

Exampleとして具体的に自分が行った行動を2つ伝えます。2つ用意するのは、通常「自己PR」は「学生時代に頑張ったこと」とセットになることが多いためで、1つの事例だけだと「学生時代に頑張ったこと」とかぶるからです。

こうすれば、片方で「学生時代に頑張ったこと」を詳しく伝えられます。また、通常、長所は様々な場面で現れるものです。

Step4: Point

もう一度長所を強調するためにPointの長所を繰り返します。

最後のまとめの意味を含めて、全体として『要するに私の長所とは何か』を伝える締めの役割を果たすものであると考えてください。

 

お気づきの方もおられるかもしれませんが、「PREP」の構造は、英語の文法構造と同じです。例えば「I think that(結論・要点)~ Because(理由)~ Example(事例)~」といった具合です。