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昨日に続いて、六大学に在籍する経済学部の男性(A君)の実話です。

彼の選んだ第3志望業界は、石油元売り業界です。

彼が石油元売り業界を志望した理由は、やはり売上高が大きく安定していると同時に、企業イメージがいいから。また、今後、新(代替)エネルギーの需要が増加するとのことでした。

そこで、なる程と思いながら、質問しました。

石油元売り業界での仕事のイメージはあるか

「石油元売り業界」での仕事ってイメージ出来ていますか?

案の定、A君はイメージ出来ていなかった為に、以下のように答えました。

石油元売り業の本社事務スタッフの仕事は、管理部門は別として、石油輸入に関する仕事やサービス・ステーションの新業態開発、新エネルギーに対応した様々な施策を企画する等です。

但し、一番配属人数の多い営業の仕事は、担当エリアの系列サービス・ステーション(SS)を10~30施設担当し、そこでの石油や石油関連商品の受注を増やすことです。商談対象は、各SSの店長さんやオーナーさんになります。

併せて、SSオーナーと相談して、店舗リニューアルや新規出店や閉店の相談に乗ることです。通常は、車を使っての営業です。

石油元売り業界で働いている人達のイメージはあるか

またA君に質問しました。

ところで、石油元売り業界のSSの店長さんや従業員の方々、または、オーナーさんに割と共通していることは何だと思う?

A君ははっきりと答えてはくれませんでしたが、どうも、自分の今まで生きてきた世界とは、かなり違った方々ではないか?と言っていました。

結局A君は、石油元売り業界も志望業界から外すことにしました。

A君は、そもそも車に対しての親和性がないことを気付いたからです。

また、仕事のパートナーとなるお客様と良好な関係を結ぶことに対して自信が持てなかったからです。本社スタッフとして仕事をしている人が少ないことに気付いたからです。

sigotokoui

上図を見てください。これは、「仕事の行為」をわかりやすく図解したものです。同一業界の場合には、会社によって仕事の水準(レベル)に違いはあるものの、仕事の行為【誰に 何を どのように】には、大きな違いがありません。逆に言うと、仕事の行為は業界によって大きく異なります。

皆さんが会社に入社した後に実際に行うのは、「仕事」です。

ならば、自分がエントリーした会社の売り上げ・利益は、「誰に」「何を」「どのように」提案してつくられるものなのか?を知った上でエントリーすることが大切です。そうでなければ、入社出来る可能性が高くないからです。また仮に入社できたとしても、自分のやりたい仕事でなかったならば、後々後悔することになるかも知れないからです。