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前に踏み出す力(アクション) ⇔一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力

「働きかけ力」は社会人基礎力の「前に踏み出す力」の三つの要素のうちの一つです。

前に踏み出す力は、「意欲・やる気」といった個人の内的レベルから、実際の目標達成など効果が目に見えて表れるレベルまで、いわば能動的行動に関する領域をつかさどる力です。

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「実行力」とは?

■実行力⇔目的を設定し確実に行動する力

実行力とは、設定した目的や目標を着実に行うことです。そして、この実行力で大切なことは、「粘り強さ」です。粘り強さには、能力に加えて、「必ず実現しよう」とい意志も含まれていることが大切なポイントです。更に、自分の思考や感情、行動を制御する「自己マネジメント力」も内包されています。「PDCA」サイクルのDoを行うことが実行力です。

「実行力」を発揮できた例

●目標を達成するまで、困難な局面に遭遇しても諦めずに取組み続けて、成果を上げた

●スピード感を持って物事に取り組み成果を上げた

●常に進捗状況を確認し、ミスや問題の発生を解決した

「実行力」のよくある誤解

▼9年間野球をやっています。

▼7種類のアルバイトを掛け持ちしています。

何か1つのことを継続的に取り組んだということは、「継続力」ですから、実行力とは異なる概念です。また、多くのことを行うことと、実行力とも別ものです。

実行力は、「成果」と切っても切れないものです。従って、実行力を能力として捉えるためには、具体的な「成果」は何であったかを考えるとわかりやすくなります。

 

実行力と「困難なことに対しても諦めずに取り組むこと」≒「粘り強さ」とは大きな相関があります。また、大切なことは、そもそも取り組んだことの「難易度」であり、実行力を発揮した結果として生み出された「成果の影響度」です。誰もが出来ることを実行したただけでは、人に感動を与えることは難しいものです。面接の場面で「実行力」をアピールする場合には、そもそも実行したことの「難易度」に注目していただきたいものです。

併せて、実行の過程においては、スピード感も大切な要素です。普通の人が3年はかかるであろうことを1年で成し遂げることは、変化の激しい現代ではとても大切なことです。