自己プロジェクト

「就活コーチ」では、受講生が仕事力を高めるために「自己プロジェクト」を推進することを勧めています。

自己プロジェクトとは、自分がチームのリーダーとして、主体的に「目標」を決め、実際にチームを前に進めるためにPDCA回すプロジェクトのことです。

その際の私の役割は、コーチとして、取り組むべきテーマや目標を一緒に決め、途中途中で本人が直面する課題を解決できるように支援することです。

テーマ決めを行った後には、学生がPDCAを回すのを支援するために、「ドラゴンノート」というノートを作ってもらっています。

ドラゴンノートの名称は漫画「ドラゴン桜」からもじったものです。また、就活に取り組むことによって、人として大きく成長し、「龍のように高く昇って欲しい」という願いを込めています。

ドラゴンノートの内容は極めてシンプルです。

はじめの2ページは、下記のように取り組むテーマの全体像を記入します。

dragon1

 

就活で見られる仕事力をあげる「自己プロジェクト」

●テーマは、受講生と私が一緒に考えます。成果や目標は、数字(達成できたか出来なかったかがわかるもの)を記入します。プロジェクトの終了日は、原則として、採用面接が始まる1ヶ月前までにしました。2016年以降の卒業の皆さんならば、余裕を見て6月末が最終日と考えていただくのがいいでしょう。

●特に強化したい能力は、社会人基礎力の中から、自分が強化したいものを抽出します。

●入社したい企業名は、最初の段階では思いつかなければ、空欄のままでOKです。

●構想は、成果を上げるためにまず着手することを、3点以上具体的に書けるように話し合って決めています。

●計画は、人によって、最初の1ヶ月の計画だけを決め、随時、書けるようになったら記入する人と、予め最後まで記入する人に分かれましたが、どちらでもOKです。

●プロジェクトの期間は、人によって違っていますが、4ヶ月~半年が多いです。

以上のように、仕事力を高めるためには、「主体的に、計画を作成する」ことがスタートになります。

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