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STAR法とPREP法

学生時代に力を入れたことは、表現力で紹介した「PREP」と「STAR」の両方を使います。因みに繰り返しになりますが「STAR」の構造は、Situation,Target&Task,Action, Resultの頭文字を取ったもので、この順番で論旨を展開する方法です。

・Situation

最初に概要や状況を述べます。具体的なシーンを述べることが大切です。

・Target&Task

自分が解決しようと思った課題や、取り組もうと思った目標について述べます。因みにTargetは「目標」を意味し、Taskはそれを自分の「任務」とするという意味です。

・Action

具体的にその課題解決や目標達成のためにとった行動を述べます。行動は、チームで取り組んだことや、相手に対して働きかけたことが望ましいです。

・Result

その結果、どういう成果を生み出したのか、それは、今までとはどう違うのかを伝えます。また、その結果としての自分の学びや成長を伝えます。

PREP法のおさらい

そして、「PREP」と「STAR」の両方を使う際には、以下の4つのStepを踏みます。

Step1

Point として、自分が力を入れて取り組んだ活動名や役割を伝えます。

企業は、様々な役割を担っている人々の集団です。どんな活動でどんな役割を果たしたのかを端的に表現すると相手に取り組んだことをわかりやすく伝えられます。

Step2

Reasonとして、その活動に自分が最も力を入れた理由を伝えます。なぜ力を入れたのかを面接官は気にするからです。

Step3

Example を、STARの構造で伝えます。その時の状況、目標、行動、結果です。企業は、外部環境や内部環境の変化に柔軟に対応します。STARの構造を意識して表現すると、「企業活動そのもの」とダブらせて自分の取り組んだことを面接官にわかりやすく伝えられます。

Step4

Point として、その結果、自分自身にどんな成長あったのかを伝えます。自分自身の学びや成長を語ることは自己PRに繋がります。ただし、「以上から、私が力を入れたことは〇〇です。」というようにPointを再度述べて、結論を強調することだけでも大丈夫です。

以上が「学生時代に力を入れたこと」の標準的な展開方法ですが、これを表現する際の注意点を紹介します。

「学生時代に力を入れたこと」を表現する上での注意点

書く際には、表現力でお伝えした、Verbal (言葉)を意識する必要があります。全てを取り入れる必要はありませんが、使えるスキルを段々と増やして下さい。

特に、「数値法」や「比較法」を取り入れると話の内容がぐっとしまります。話す際には、表現力でお伝えした3つのV全てを意識して下さい。意識すればするほど、上達します。

ところで、「学生時代に力を入れたこと」のテーマを書いたり、話したりする際、内容が薄いと思われた場合には、これから取り組むことにして下さい。

3月から企業の採用広報が一斉に開始されますから、力を入れた取組みは、早くから取り組むに越したことはありません。しかし、自分を成長させ周囲の人に貢献できる取組のスタートに遅すぎるということはありません。実際に私がコーチングした人の中には、エントリーシート提出時にはまだスタートしたばかりの取組みを書き、実際の選考時に活動中の内容を話したため、逆に臨場感のある話ができ、高い評価を得た人達が大勢います。

一番まずいのは、「内容が薄い」ために、「やってもいないことを創作する」ことです。面接官の目は、甘くはありません。「やってもいないこと」はすぐにバレます。