3つの社会人としての働く目的

4月1日は、昨年就活に成功した学生さんが、社会人としての一歩を始める日です。

そこで、今日は、社会人として働く目的・意義について私なりの考えを3点お伝えします。

働く目的1:社会に貢献する

企業や団体が永続的に繁栄する為に欠かせないことは、社会=他の会社や人々に貢献することです。自分以外の人の幸福に役立つことが働く目的に出来る精神を養うべきです。

企業や人は互いに支え合っています。ならば、今度は支える側になることが社会に貢献するということです。そして、その貢献の元になるのが、「感謝の心」です。

人は感謝の気持ちを持つことによって初めて「貢献したい」「役に立ちたい」という心が生まれるからです。

自分自信のためだけでなく、「貢献したい」気持ちを働く目的の一つにおける、揺らぎにくい強い働くモチベーションとなります。

働く目的2:自己成長を遂げる

今後の面接場面では、自分と他の人を比べて随分と差があることを感じる方々も多いと思いますが、現在の差は、これまで生きてきた凡そ20年の間に出来た差でしかありません。自覚的に生きてきた10年間の差とも言えるかも知れません。

他方で、今後働く年月は皆さんの年齢の場合には凡そ50年あると考えられます。今から今まで生きてきた3倍も長く働くという年月の長さを考えると、成長することを目的意識として持って働く人とそうでない人との差は歴然とします。

働く目的3:経済的に自立する

今までは、親御さんの支えによって生きてきた方々が大半であると思います。

しかし、社会に出て働けば、自分が生きていく上で必要なお金がいただけます。

生活する上でお金は欠かせません。また、今後家庭を築く上では、もっと多くのお金が必要となります。従って、社会で働く目的は、自分が経済的に自立することでもあります。

働く目的【まとめ】

勿論、ここで挙げたことの他に社会で働く目的や意義は人によって変わっていて当然です。しかし、私はどんな考えの学生さんでも、上記の3点は大切にしていただきたいと考えています。

因みに、私が新卒で入社したリクルートから「うちの会社に来ない?」と言われたきっかけになったのは、上記のテーマでグループディスカッションが行われたことでした。

私はその時も今お伝えしたことと全く同じことを言ったように記憶しています。