5つのおすすめSPI対策ポイント

SPI3 の対策については、5点ほどおすすめして対策をお伝えしたい点があります。

1点目: リクナビSPI性格検査

は、リクナビ2016のトップページにある「テスト・検査」を実際に受けることです。(既に受けた方も少なくないとは思いますが、念のため。)

私が複数の皆さんにリサーチした結果、同サイトの「SPI性格検査」は、本番で皆さんが受験する問題とほぼ同じであることが判明しています。

2点目:大学キャリアセンター

大学のキャリアセンターで試験対策用の講座が用意されている場合には、必ず利用することです。筆記試験対策としては、とても安価です。

3点目:直前まで放置しない

「能力」試験に自信のない人は、直前まで放置しないで、きちんと試験対策用のPDCAサイクルを回すことです。

筆記試験を甘く見てはいけません。もし、筆記テストが必要なければ、企業が数百万円ものお金をつぎ込んで毎年実施する訳がありません。採用選考は、「総合的に人物」を見ることが目的で、面接や成績だけでは見られない所を筆記試験で見ているのです。特にSPIで出題される「言語」「非言語」問題は、社会に出て仕事をする上での、基礎的な頭脳の使い方を測っていると言われており、これが出来ないと仕事をする上で支障が出てくると判断されてしまいます。

4点目:出来ないところだけやる

「能力」試験に対してPDCAサイクルを回すことは、難しくないと考えてください。

最初は出来なかった所を対策本では、繰り返しやることが出来ます。仮に、最初に半分しか出来なかったとしても、2回目には、その半分のところだけやればいいので、投下パワーは半分になります。しかも、能力試験の対策は、個人の裁量でいくらでも進めることができます。

5点目:性格検査が重要

「性格検査が大事である」ことです。私が企業での新人研修を担当する際、SPIの結果を渡され、個々人の特性を事前に掴んで欲しいと要望されることがあります。

「性格検査」は、選考の場だけで使われるのではなく、配属やその後の人事マネジメントの基礎データとしても使われているのです。

その意味では、これまで紹介した「リクルート出身の人事役職者が気にする項目」に自信が持てない場合には、日頃から、「自己肯定感」を高めたり、「他者軽視感」を低めるよう意識してください。

特にチームで働く力を高めるよう努力することが、性格テストでも企業からいい評価を受けることに繋がることをよく認識してください。

 

最後に、ここでは、筆記試験の代表として「SPI3」を中心に説明しましたが、学生の皆さんが受験する試験は他にもあります。例えば、玉手箱やCAB・GAB等です。

ただし、試験に対する考え方は先に説明したとおりですので、不安のある方は、実際に試験用のPDCAサイクルを回すことをお勧めします。