「表現力」の具体的中身を紹介します。
表現力を構成する要素は、Visual (ビジュアル)、 Vocal( 声) Verbal (言葉) の「3つのV」です。
表現力の3要素
「見た目」(Visual) は、「姿勢」「目」「手」「表情」に分けることが出来ます。
「声」(Vocal)は、「呼吸」「発声法」「声の表現」に分けられます。
「言語表現」(Verbal)は、「単語」「表現技法」「強いコトバ」「パーソナル・ストーリー」に分けることができます。
「見た目」(Visual)
「見た目」(Visual) は、世界的に著名なビジュアル・コーチであるマーティン・ニューマン氏の著書「パーソナルインパクト」(ソルメディア)から学びました。
マーティン・ニューマン氏は馴染みのない方々がほとんどだと思いますが、2013年9月7日に行われたブエノスアイレスでの、オリンピック開催地を決めるIOC総会でのプレゼンテーション大会で、日本チームが2020年の東京オリンピック開催を獲得した際に裏方で日本チームをコーチングした人です。
「声」(Vocal)
そして「声」(Vocal)は、「10000人の声と人生を変えた1分間<笑顔>発声法」(日本実業出版社)の著者である倉島麻帆さんからインタビューを行いましたし、自分自身のボイス・トレーニングの経験から得たものを元にまとめました。
「言語表現」(Verbal)
「言語表現」(Verbal)は、今まで1,000人の大学生の方々をコーチングしてきた中や、リンクアンドモチベーションの講師として自ら教えている内容、そして、2014年にベストセラーになった、「伝え方が9割」(ダイヤモンド社) 佐々木圭一氏の著書から学んだものです。
因みに、表現力の要素として、『マナー』に関することは割愛しました。理由は、企業の選考基準としてマナーは重視されていないことと、私がコーチングしている大学生の方々に対して、気にする程マナーが悪いといった印象を持ったことがないからです。