面接関係の記事の最後として、面接に臨む心構え八箇条についてお伝えします。

1. 面接は、緊張して当たり前と心得る。

真剣勝負の面接において、緊張するのは、当たり前と思ってください。
一番いけないのは、緊張したから、自分の思ったとおり話せなかったというもの。
緊張することと、思った通り話すこととは、全く別物です。
寧ろ、緊張するから、思った以上に話せるものだと考えてみてください。

2. 暗記したことを話すことは、厳禁。

面接は、面接官との会話です。普通の会話において、暗記したことを話すことはありえません。面接は、相手の質問に対して、その時に考えたことを話すようにしてください。

3. 面接官は、将来の先輩、上司になる人だと思ってください。
面接官と考えると、過度に緊張します。面接官は、合格した場合、将来、一緒に社会に役立つことを推進する先輩や上司となる人です。従って、仕事をするパートナーや新人をサポートしてくれる存在となります。

4. 上手く話すことを考えない。

上手くは話そうとすることは、厳禁です。上手く話そうとすると、自分の話し方が気になります。気にすべきは、自分の話し方よりは、面接官が自分の話しを聞いて、どう感じたり、考えたか?です。つまり、相手に関心を寄せることが大切です。

5. 話しすぎない。

普段の会話では、話し過ぎる人は寧ろ敬遠されたり、煙たがられます。
面接でもそれは、全く同じ。話し過ぎるよりは、話し足りない方がいいのです。
相手が十分に理解できない場合には、通常は、相手の人が聴いてくれます。

6. 沈黙があっても平気と考えてください。

面接の所々で、自分の考えを深めようとするあまり、沈黙する場合があります。
普段の会話では、沈黙があって、当たり前です。面接もまた然り。

7. 相手が心地よいと感じるペースで話す。

人によって、心地よいと感じるキャッチポールのペースやスピードが違っています。
早いペースが好きな面接官には、こちらも早いペースで。ゆっくりな会話が好きな面接官には、こちらもゆっくりしたペースで話すことが大切です。

8. 伝わっているのは、話の中身だけではありません。

面接で大切なことは、相手に好感度を持ってもらうことです。伝わっているのは、言葉だけではなく、あなた全体です。従って、特に、姿勢や表情、視線、説得力のある声を磨くことが大切になります。