コピーライターの佐々木圭一さんが、「伝え方が9割」を出版された第二弾として「伝え方が9割2」を出版されました。

そこで、暫くは同書に書かれた点・「伝え方が9割」の内容を「就活にどのように活かすか?」の観点で考えてみます。

伝え方には、レシピがある

同書の言葉を引用します。

「伝え方が大切なのはみんな知っています。ですがどうやったら伝え方を身につけたらいいのかは知られていません。「その人の人間力」「持って生まれたセンス」といった簡単には身につかない、どうしょうもないものと思われています。でも大丈夫。

「伝え方には、レシピがあります。」つまり、「知っていればできる」のです。中略 特に「レシピを使う前のコトパと使ったあとのコトパを意識して読んでください。究極の目標は完全に身につけることです。意識せず使える状態になること。チャーハンをつくるにしても、覚えたてはレシピを見ながら作ると思いますが、何回かつくるうちに勝手に手が覚えて、電話しながらでもできるようになるでしょう。

そのポイントは・・・・・・・「回数」です。つまり、良質な伝え方に出会う回数を増やすことこそが自分のものなるのです。

いかかでしょうか?

就活面接に「伝え方が9割」を応用する

ここで紹介したことは、「就活面接」でもそのまま当てはまります。

面接で成功するポイントは、基本を押さえた「レシピ」を基に、「回数」を重ねることです

既に面接で落ちた経験のある人にとって、落ちるには、必ず理由があります。そして、その理由を分析し、次の面接に役立てることが大切です。

そこで、大切になることが、「分析」です。「分析」は、面接官の視点で行われなければ意味がありません。併せて、「分析レシピ」を知っていることが大切です。「新卒採用基準」は、そうした視点が沢山盛り込まれています。

うまく行かなくなったら、「原点に戻れ」です。