先日は『OB・OG訪問でどのようなことを質問したらいいのでしょうか? 』という学生の質問があったので、『OB・OG訪問での質問 – 経理職編』という内容を紹介しました。
本日は、営業の仕事について先輩に質問するケースについて考えてみます。
OB・OG訪問で最初に聞くべき質問
OB・OG訪問で聴くべき第一の質問は、仕事の内容であることは先日紹介しましたが、重要なポイントなので改めて解説致します。
理由は、入社した後に実際に行うことが、仕事だからです。
入社後にするのは仕事です。やりがいや苦労を感じることの多くは仕事そのものの中にあるものだからです。
具体的には、お会いいただいたOB・OGが実際にされてきた仕事の過去・現在の仕事について質問していくことになります。
OB訪問・OG訪問での質問 – 経理編
学生: 今度は、営業の仕事についてお聞きします。
先輩: 何でも聞いてください。
学生: はじめに、先輩のお客様はどんな会社ですか?
先輩: 〇〇や××業界のお客様です。(Be to Beのケース)
学生: 具体的には、何社程ご担当されていらっしゃるのでしょうか?
先輩: 30社です。
学生: そうですか、会社のどんな方にお会いになるのでしょうか?
先輩: そうだね。××の部署の方だったり、△△の方々ですね。
学生: そうですか、それでは、そうした方々に提案される際に大切なことはどんなことでしょうか?
先輩: いい質問だね。それは、××や〇〇の面でお客様の要望を満たせるかどうかだね。
学生: そうですか、じゃあ、そうした提案ができるようになるためには、どんなことが必要なのでしょうか?
先輩: そうだね。それは、××や〇〇だね。
学生: そうですか…。それでは、ちよっと違った観点からお聞きします。ライバル会社はどこで、御社とお客様がお付き合いされるメリットはどこにおありになるとお考えでしょうか?
先輩: そうだね。競合先は××社や△△社だね。そして、お客様がうちを選んでいただくメリットは、△△の要素が強いことだね。
学生: そうですか、それは、凄いですね。では、先輩の今までの営業のご経験の中で、一番印象的に仕事についてお聞かせください。
先輩: 入社5年目に担当した××会社さんとの仕事かなぁ。当時は『………』。
学生: そうですか、じゃあ、今後は、どんな仕事にチャレンジしようお考えでしょうか?
先輩: そうだね。3年後には『………』。
等々、好奇心を持って、過去・現在・未来の仕事に聞いたり、競合との優位性について質問することがとても大切になってきます。