自己分析で欠かせないのは、自分の『性格上の「長所・短所」』です。

だけど、改めて、性格上の長所・短所と言われても、、、、。中々難しいですね。

この記事では、自分の性格上の長所・短所について考える上で必要となる「性格とは何か?」という定義について解説しました。

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性格とは何か

ここでは、「性格」について長年研究し、多くの皆さんに支持されているエニアグラムについて紹介します。

エニアグラムは、1980年代末に、全米と日本でも翻訳出版されてベストセラーになりました。エニアグラム学会があり、スタンフォード大学では、MBAの授業の中で活用されています。

エニアグラムでは、人間には9種類の性格があり、全ての人は、そのどれか1つを持って生まれてくるというのが公理です。

自分が9種類のどのタイプに属するかは、各20の質問(全部で180)に答え、一番当てはまるものが多かった点数が、自分のタイプになります。

皆さんに、自分の性格(長所・短所)を把握するために、エニアグラムの活用を進める理由は、9タイプ其々に「よい状態の時」と「悪い状態の時」の傾向が整理されているからです。

エニアグラムのそれぞれのタイプでまとめられている「良い状態のとき」の傾向は、このタイプの人の長所、逆に「悪い状態の時」の傾向はそのタイプの人の短所と捉えることができます。一旦自分がどのタイプに分類されるのかが分かれば、自分が悪い状態の時に陥りがちな思考や行動を予め知ることができ、自分の行動をコントロールする際に役立ちます。

また、他人を見る時には、仮に自分にとって嫌な発言や振る舞いがあったとしても、それは「悪い状態」の面が出ているだけであり、その人の「良い状態」の時には、このようなに素晴らしい面があることを知ることに繋がります。

私自身、180の質問によって導かれたのは「タイプ7の楽しさを計画する人」です。実際、自分がこのタイプの性格の人間であることを知って、人生が楽しくなりました。皆さんも自分がどのタイプかを知ることにより、人生が変わるかも知れません。また、友達同士で、「どのタイプか?」を当てあうことは楽しいかも知れません。