1. 表現力講座開催の目的
表現力講座を開催する目的は、2つです。
1つ目は、「表現力」が採用選考の場で重要視されているものの、その高め方を知らないで、自分の「性格」や「性質」だと思っている人が多いのは、残念だからです。
まず、声のくせを自己チェックしてみて下さい。
(「笑声力」成田万寿美著より抜粋 )
もし、良くない方で
「小さい」「弱々しい」「暗い」「固い印象」「張りがない」「一本調子」
にチェックがついた人は要注意です。
いい方では、
「安定感がある」「明るい」「元気がある」「心地よい」「温かみがある」「落ち着いている」「パワーがある」
にチェックがついた人は、企業から歓迎されます。
いかかでしたでしょうか?
これらのコトバは、「性格」「性質」「人間性」の範疇のものでは、決してありません。「明るい声、元気な声、バワーがある声」と言いますし、「声が暗いや弱々しい」ともいいます。これらのいい面もそうでない面もその正体は声にあります。つまり、声のトレーニングをするだけで、誰もが、明るく、元気で、パワフルになれます。
2つ目は、コミュニケーション力を高めるためには、表現力の向上が欠かせないからです。コミュニケーション力は、相手方の人と円滑に「ツーウェイで話しあうことが出来る力」です。1対1のコミュニケーションは、下図のようになります。
ツーウェイコミュニケーションでは、
1.相手の「質問」に対して「傾聴」し、「発信」することが表面で見えることです。
2.その奥には、「考える力」」があります。
3.そして、このやりとりを「明るく、元気に、説得力」を持って行い、「好印象」を相手に感じさせると面接官が「合格」と判断し、至らなければ「不合格」となります。「明るく、元気で、説得力のある会話」は、総称すると「表現力」です。
つまり、コミュケーション力は確かに表現力の中核で大切ですが、面接の場では、
トータルに、
「見た目」 Visual
「声」 Vocal
「言語表現」 Verbal
全てが問われます。
例えばサークルで新歓の飲み会があったとして、この子と友達になりたいと思うか、何となくあいつとは近づきたくないといったことは話す前に感じたりします。
実は、それが「表現力」です。そして、実際に話をしてみて、面白かったり気があったりするかどうかが、「コミュニケーション力」です。そのため、コミュニケーション力の向上のためには、表現力の向上が欠かせません。
2.表現力講座の内容
表現力は、
「見た目」 Visual
「声」 Vocal
「言語表現」 Verbal
の3つの「V」です。
「見た目」(Visual) を決めるものは、「姿勢」「目」「手」「表情」です。
「声」(Vocal)は、「呼吸」「発声法」「声の表現」に分けてトレーニングします。
「言語表現」(Verbal)は、「単語」「表現技法」「強いコトバ」「パーソナル・ストーリー」
のそれぞれについて詳しくお伝えします。
具体的な講座内容は、以下のとおりです。
講座実施期間 | 3-5ヶ月間 |
---|---|
講座回数 | 全5講座(1講座 120分) |
プログラム | |
第1講座 | 表現力の全体理解 Vocal( 声) トレーニング |
第2講座 | Visual (ビジュアル) (姿勢・目・手・表情)トレーニング |
第3講座 | Verbal (言葉) 伝え方の構造と自己PR |
第4講座 | Verbal (言葉) 表現技法と「強いコトバ」を利用した面接演習 |
第5講座 | 総合 パーソナルストーリーと面接演習 ※ボーカル・トレーニングは毎回の講座で実施 |
定員 | 1グループ6名限定 |
開催日時 | 随時 (グループ全員が参加できる日時を毎回の講座終了時に決定) ただし、初回の開催日時のみ、弊社で参加者の都合を聞いて決定 |
場所 | 外苑前徒歩3分 就活コーチ コーチングルーム |
料金 | 50,000円 |
講師 | 就活コーチ代表 廣瀬泰幸or深澤コーチ |