志望動機・履歴書・例文書き方
このページでは志望動機を書くにあたって、どうやって企業の魅力を理解するか、そこからどうやって志望企業・志望動機を作成するかを解説していきます。
就活コーチのブログでも「志望動機」に関する対策記事を書いていますので、是非見てみてください。
志望動機 >> 自己分析・自己PRの本質を伝える就活コーチのブログ
志望動機は、自己PRと同様、就活の2本柱のひとつです。
上の図をご覧ください。志望理由は、業界研究・企業研究を元に、自分の価値観と企業の価値観(理念やポリシー)や事業内容、仕事内容を擦り合わせることにより、作成することができます。
企業の魅力要因
企業のどこに魅力を感じるか?に関しては、個人の価値観によって変わりますが、まず、企業の魅力要因を構成している観点を紹介します。
まず、目的・目標の魅力とは、企業のポリシーに関することです。具体的には、「経営理念」「経営ポリシー」「ビジョン」「経営戦略」「経営目標」に関するものです。
この中で、最初2つは、個人の価値観と照らし合わせて、自分が共感できるかどうかを考えて下さい。後の3つは、会社の方向性に関するものであり、「将来性」に繋がるものです。ビジョンや、経営戦略が具体的であればある程、会社はそれを実現しやすくなります。
活動内容の魅力とは、事業内容や商品・製品やサービス内容の魅力と、実際に自分がやりたい仕事やミッションに関するものです。
業界によって、これらの内容は同一分野のものですが、個別企業によって、そのスケール感や製品・商品、サービス内容が異なります。また、実際に仕事上で要求されるレベル感も大きく異なっています。また、個々人の入社後の「夢」や「やりたいこと」と大きく関連します。
風土・人の魅力とは、一言では、社風やそこでイキイキと人が働いているかどうか、自分のやりたいことが実現できそうであるかどうかに関するものです。
社会人になると1日の大半は、会社の人と接します。その為、一緒に働く人との相性や関係性が人の幸・不幸に大きく関連してきます。
特権の魅力とは、入社後の生活を支える基盤に関するものです。一般的には、業界により、ある程度の共通性があります。
ただし、当然のことながら、企業の業績に連動して上下します。
最後に、基本データは、上記4つを支えるインフラに関するものです。数字で捉えられるため、同業他社との比較が容易です。
志望理由作成の4つのSTEP
上記を踏まえて、志望企業の作り方を紹介します。
構造としては、「自己PR」で紹介したプレップ法をベースに作ります。
Step1:Point
結論は、上記4つの魅力要因の中から、自分が一番魅力を感じた結論を伝えます。
Step2:Reason
自分が結論を導き出した理由は、自己の大切にしてきた価値観と一致しているからであることを伝えます。
Step3:Example
自分が魅力を感じた結論の具体例とそれを魅力に感じた理由としての自分の経験を伝えます。
Step4:Point
もう一度結論を強調するためにPointを繰り返します。
最後に、志望企業の具体的な例を紹介します。
- 「企業理念に大変共感している」
→その共感する理由を具体的エピソードによって語る
- 「御社は今後大きく伸びると思うし、その役に立てる自信がある」
→志望企業が今後成長するという根拠を社会の将来像や自分の経験と重ねて語る
- 「志望企業の製品やサービスへの愛着、思い入れを語る」
→企業の製品やサービスに愛着を感じる理由を自分の経験を踏まえて語る
- 「社長の著書を読んで感動した。この社長のもとで働きたいと思った」
→どんな点が、感動したのかを語ると同時に、自分の経験を語る
- 「OB・OG訪問した社員の方から聞いた仕事の進め方や社風について語る」
→何が魅力的だったかを明確にすると同時に、自己の価値観を語る
私たち就活コーチは、企業の志望理由を固めることをサポートしています。企業を見る目を備えた私たちが、大切にしているあなたの価値観を聞きだし、それらを擦り合わせることが、志望理由を固めることに役立ちます。是非一度、ご相談ください。