広告業界内定 一橋大学
就職活動というものが漠然としており、また受験の時のように指南してくださる方がいない中、手探りでやることに不安を感じていたからです。最初の印象は、ハウツーを教えて貰う場所ではと感じていました。
人気企業内定対策講座(GD)では、多くの人と話し合う時には、前提条件の整理とすり合わせが大切だと学びました。すり合わせる事でみんなが協力して更にいいアイデアを出せるからです。どちらかと言うと人にないアイデアを出すことが大切だと考えていたので最初は意外でした。しかし、この気づきによって、アイデアが出なかったらどうしようと言う不安が消えたし、グループをリードすることが大切であることを学びました。
表現力講座(GW)では、コミュニケーションにおける鉄則がわかりました。対話ややりとりはその場その場で作り出していくものと考えていたが、そうではなく事前準備の重要性が理解できました。このことは就活以外でも役に立ちました。また、背筋を伸ばすなどの姿勢や身振り手振り、アイコンタクトが大事であることも心に沁みました。
コーチングを受講し良かった点は3つ。
1つ目は自分の面接が客観視できた事。
2つ目はGDが数値化されて現状がわかりやすかった事。
3つ目はコーチ自身がノンバーバルで良く見せる話し方を普段からされているので、見て真似するだけでどうすればいいかが分かったことです。
1つ目は、面接練習ではその都度フィードバックがもらえるので、何が弱点かすぐわかった。また、企業が求める方向性も理解しやすかったです。同じことも言い方でグッと良くなると学びました。
2つ目は、毎回GD後はトランプで得点を出したので、何が評価され何がされなかったかが明快だった。また、自分で議論のレールを作るという概念も学べました。
3つ目は、これは正直「コーチを見に来てください」って感じです。コーチの話し方は、自信がありそうで、コミュニケーションがうまそうで人当たりがいい人の喋り方そのものです。文字情報でのノンバーバルコミュニケーションの習得には限界がありますが、目の前に常にお手本があったので楽に自分の面接に取り入れられたからです。
最後に、結果として絞り込んで受験した会社全てから内定をいただきました。コーチングを受講する中で、どのような発言や対応をすれば面接官がグッときてくれるのかという基本が掴めた為に、
自分で考え、工夫するバリエーションが広がったことが大きな収穫だと心底思っています。