証券業界内定 慶應義塾大学 経済学部
きっかけは、夏インターン選考で20社以上の企業に不合格となったこと。原因はガクチカや自己PR、自らの強み・弱みなど人物面接の問いに上手く回答できていないことだと考えたが、学生の立場では面接での評価基準・ポイントを正確に把握することが難しく、独力で改善していくことに限界を感じたからである。そこで、就活塾を検討するなかで、「同じ出身大学のコーチがいること」や「コンサル業界や証券業界の内定者を輩出していること」を理由に、就活コーチを選択した。
良かった点は、2点ある。
1点目は、面接での評価基準・ポイントを理解したうえで回答内容を検討できたこと。コーチングのなかでは、それまで選考で訊かれた質問に対して面接官の意図をひとつひとつ丁寧に解説いただいた。また、コーチとの模擬面接では、ガクチカや自己PRの回答内容があまりにも抽象的であり、その真意が相手に伝わっていないことにも気づかされた。コーチから「場面が具体的に頭に浮かぶように話すべき」とのご助言をいただき、数値や比較を交えながら具体性のある回答となるよう改善することができた。コーチングと併せて表現力講座も受講することで、言語表現や表情、発声方法までご指導いただき、面接官の印象に残るような話し方を習得できた。
2点目は、心理的ストレスなく自信を持って就職活動を進めることができたこと。コーチにESの添削や模擬面接をお願いし「これで大丈夫!」と言ってだけたことで、安定した精神状態で選考に臨むことができた。就職活動の期間は長期にわたり内定が決まるかどうか不安を抱えながら過ごしていたが、コーチのご助言が心の支えとなった。
結果として、コーチングを受講して以降の選考では通過率が格段と変わり、最終的には戦略・総合コンサルや証券業界の中で7社からの内定を獲得することができ、その中から総合的に考えて最も納得できる会社への入社を決めることが出来た。コーチとのやりとりにより、様々なことに対して多様な観点から考えることや、更に考えを深め続けることの大切さを身に沁みこませてくれたと思う。