重工業内定 慶應義塾大学 法学部
受講したきっかけは、現役4年生時の就職活動では納得する会社に内定できず、再チャレンジをすることに決めたためです。自分に自信が持てず、面接に特に苦手意識を感じていたためそれを克服するために門をたたきました。
就活塾について当初は「就活指導にお金をかけるなんて恥ずかしい」「一般論や精神論に終始していて有効かどうか疑わしい」という印象でした(実際にそういうところもあった)。しかし就活コーチの無料面談ではコーチが短い時間で私の考えや話をよく理解してくれ、本気で自分に向き合ってくれているなと感じました。
就活コーチを受講して最も良かったことは、まず、初年度思うような結果を得ることができなかった理由を当初のわずかなコーチングで把握することができたことです。
私は面接とはいかに自分が他者より優れた存在であるかをアピールする場だと考えていました。一方で自分に自信がないために焦りが生まれ、それを覆い隠すように作りこんで暗記した解答を長々と話してしまっていました。この結果、私の人となりが伝わらず、予想外の質問ですぐ固まってしまいました。
そこで毎回のコーチングでは長くしみついてしまったこの悪い癖を解消することに時間を使いました。具体的にはこれまで使用してきた自己PRや学生時代の取組をブラッシュアップし、質問に対して余計なことを加えずストレートに解答するロールプレイング演習を積みました。
最初は常に「言っていることがよくわからない」「もう一度言ってみて」の繰り返しでしたが、「面接の本質は会話と変わらない」というアドバイスを念頭に2か月ほど訓練すると、自分の良さが断然上手く伝わり、無駄な緊張もなくなっていくのがわかりました。
また、この時期から冬季インターンシップや経団連非加盟企業用の対策を行い、結果として2社のインターンシップ参加、本選考では4月に1社から内定をいただくことができました。ここで得た自信は6月1日以降の大きな心の余裕となり、最終的にいい結果につながったと思います。
全ての結果が出揃い、最終的に1社に選択する段階になった時もコーチングは非常に心強いものでした。どちらかの会社に肩入れすることなく、自分が5年後、10年後、20年後どのような立ち位置にいるかを幅広い観点で考えてくださりとても参考になりました。
アドバイスをもとに自分でも社員訪問を重ねた結果、大きな納得感をもって終えられたと思っています。