IT, SIer内定 慶應義塾大学 総合政策学部
「就活コーチ」を知ったのはネットで調べてくれた母の提案がきっかけです。すでに大学卒業後だったこともあり気軽に相談できる場所がなく、就活に関する知識も乏しかったため、ひとまず無料相談を受けました。お金をかけず自分1人の力で行うべきではないか、受ける意味はどれほどなのかと考えていましたが、無料相談で安心・信頼できるコーチであると感じ受講を決めました。
人気企業内定対策講座（GD）ではグループディスカッションの目的や流れ、評価を理解することでGDに対する意識が変わりました。GDはわりと得意と思っていた私でしたが、議論のノイズとなり得る発言や時間管理の意識不足など、多くの課題を発見することができました。何度も行った実践練習は社会人になっても必要なスキルを身につける有意義なものだったと感じています。
表現力講座では、自分が思っていたよりも声・見た目・表情で印象や伝わり方が大きく変わることを実感しました。グループで行う講座のため、客観的な評価を受け改善できる機会が多くありました。また、他の人の改善点を見つけ、その後の変化をみることも自らの学びになりました。オンライン面接に生かせるポイント多くありました。
私が「就活コーチ」を受講してよかった点は主に3つあります。
1つ目は【就活の全体像が掴め、やるべきことが明確化したこと】です。私は大学卒業後に就職活動を始めようとするも就活に対する知識が乏しく、漠然とした不安を抱えながら情報集めをする暗中模索の状態でした。そんな時に「就活コーチ」と出会い、面談をした上でどんな業界があるのか一緒に確認したり、とりあえずESを200文字・400文字・800文字で書いたりということから始まりました。その後の面談では業界研究やESについての基本的な内容から、コロナ禍での就活状況に関するリアルタイムの情報なども教えていただきました。どの時期にどんなことをすべきか、どの職種が何人程度採用されるのかなどなんとなくの感覚で捉えてしまっていたこともはっきり理解し就活全体を捉えることができたと思います。プレッシャーの大きい就活の中でさまざまな疑問・不安が解消されたことは大きく、些細な質問も丁寧に答えていただきとても心強く感じられました。
2つ目は【何度も面談、GDを重ねられたこと】です。私の場合は基本的に週に1回の面談、グループ講座は２週間に1回ありました。その都度進捗報告や面接・GDの練習をして自分の思考を整理できました。アドバイスを受けて話の内容や順序を変えたり、表現を意識したりと改善し、それを繰り返すことで本番は自信を持って話せるようになりました。ESを時間問わず何度でも添削していただけるのも非常にありがたかったです。
3つ目は【精神的にサポートしていただいたこと】です。既卒生として大学のキャリアセンターが使えず、コロナ禍で友人にも会えず、閉鎖的な環境になってしまっていた中で、コーチングはスキル面だけでなく精神的なサポートとして助けられました。「主体性や柔軟性がある」と自信を与えてくれた言葉、最終面接前の「受かるよ」という励ましの一言など、常に肯定的な助言や声かけをしてくれるコーチのおかげで自分の良さを見つけ認めることができました。面談で自分の意見・考えを伝えることは面接練習の時間でもあり、前向きに就活を進めるために頭の中を整理する時間でした。
結果として、自分に合うと思える会社に内定することができました。スケジュール管理や相手に伝わる伝え方など、就活だけに必要なテクニックではなく、これから社会人として必要なスキルを学ぶことができました。今後の社会人生活でもそれらを生かしていきたいと思います。
